病児保育だより*わきあいあい*~熱が出たときのお家ケア~
香川県の感染症発生状況(2023年2月20日~2月26日)
※県内小児科医院からの法廷届け出疾病
▼今週のわきあいあいキッズルーム仏生山のお預かりしたお子さんの症状(3月6日-3月10日)
⚪急性上気道炎
⚪発熱
⚪インフルエンザA型
⚪気管支喘息
⚪突発性発疹
▼今週利されたお子さんの各園で流行っている病気は、
⚪インフルエンザ
⚪急性上気道炎
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わきあいあいキッズルーム仏生山だより part14
~子どもの発熱~
■ 熱が出た時のお家でのケア
《水分補給》湯冷まし、麦茶、子ども用イオン水、経口補水液、果汁などが適しています。子どもがすすんで飲みたがる物を与えましょう。
《食事》喉ごしがよく、消化によい物を与えましょう。乳児で食欲がない場合は、1 回の量を減らし、回数を増やして与えてみましょう。
《衣服》熱の上がり始めで寒がる時は保温できる服で、熱が上がりきったら薄着に着替えます。汗をかいたらこまめに取り替えましょう。
《汗をかいたら》ぬるま湯に浸し、固く絞ったタオルで体を拭いてあげましょう。汗をかいた体がさっぱりして気持ちが良くなると思います。熱を放散させる効果もあります。
■「解熱剤って使わないほうがいいの?」
こんなふうに悩むお家の方はきっと多いと思います。
子どもの熱はほとんどの場合、ウイルスや細菌の感染によるものです。ウイルスや細菌に感染すると、体は熱を上げ、免疫力を高めることで追い出そうとしています。熱が高いからといって慌てて解熱剤を使う必要はありません。でも、高熱で体がまいってしまうと、十分な水分がとれなかったり、眠れずに体力を消耗したりして「戦う力」が出せなくなっ
てしまいます。
そんな時は解熱剤を使って、一時的に熱を下げて水分や睡眠をとり、「戦う力」を養いましょう。熱の高さだけではなく、ぐったりしていないか、水分・睡眠がとれているかどうかをよく観察して、上手に解熱剤を使ってあげてくださいね。
■高熱がでた!温める?冷やす?
熱の高さやお子さんの状況により対応を変えましょう。手足が冷たくなって寒気や震えがある時は衣服を多くして温めましょう。ほっぺが赤くなり、手足が温まったら薄着にして掛物を減らしてあげましょう。
~~~来週に続く~~~
【香川県新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策期】
◎手洗い・手指消毒、咳エチケット、こまめな換気等の感染症対策を徹底しましょう。
◎「大人数・長時間の飲食」、「マスクなしでの会話」等、感染リスクの高い行動は避けましょう。飲食店等は、感染対策の徹底されている店を少人数で利用しましょう。
◎混雑する場所への外出は控えましょう。
○ インフルエンザの報告が増加しています。咳エチケットや石けんと流水による手洗いを心がけましょう。
○感染性胃腸炎(ウイルス)の報告が続いています。
調理や食事の前、トイレの後には、こまめな手洗いをこころがけましょう。食品は十分に加熱し、調理器具は清潔に保ちましょう。
感染症発生状況8週(2023年2月20日~2月26日)へのリンク
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▼当院での各種ウイルス・細菌検査について
当院では新型コロナウイルス、インフルエンザ、アデノ、RS、マイコプラズマ等各種ウイルスや細菌を高い精度での診断を可能にする高感度感染症迅速診断システム クイック チェイサー Immuno ReaderⅡを導入しています。
最新機器による高感度検査法で、早期発見・治療を行うことが期待できます。
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わき外科・内科クリニック 3F
病児保育室 わきあいあいキッズルーム仏生山
高松市仏生山町甲460-8