わきあいあいたより《part4》
香川県の感染症発生状況(2022年12月19日~12月25日)
※県内小児科医院からの法廷届け出疾病
▼今週のわきあいあいキッズルーム仏生山のお預かりしたお子さんの症状(1月4日-1月6日)
⚪急性上気道炎
⚪ウイルス性胃腸炎
今週利されたお子さんの各園で流行っている病気はないようです。
--------------:*:-------------:*:------------:*:--------------:*:-----------------------
わきあいあいキッズルーム仏生山だより part5
【子どものお薬について⑤】
~お薬を上手に飲ませる・使うために知っておいてほしいこと~
坐薬の使い方
① 坐薬を入れる前にきれいに手を洗います。
② 先のとがったほうから肛門に入れ、しっかりと押し込みます。1 回1/2 個や2/3 個などの指示がある場合は、坐薬をおおよそ図のような位置で、包装のまま清潔なカッターやはさみ、包丁などでななめに切って使います。
③ 入れたあと、しばらくの間肛門をティッシュなどで押さえ、坐薬が出てこないことを確認します。
④ 最後はきれいに手を洗います。
⑤ 坐薬は体温で溶けるため、冷蔵庫などできるだけ涼しいところに保管します。
◎ 坐薬を入れるとき、坐薬の先を水でぬらすか、オリーブ油やサラダ油などをつけると滑りやすくなるため、刺激が弱くなり入りやすくなります。
◎ 坐薬は冷蔵庫から出してすぐに使うと、冷たくて刺激を感じるため、痛がったり便と一緒に出てきてしまったりすることがあります。使う前に室温に戻しておくか、手で少し温めておくとよいでしょう。
坐薬がやわらかくなりすぎてしまったとき
溶けてしまった坐薬は、冷蔵庫に入れておくと固まります。固めた坐薬は、1回に1個の指示であればそのまま使うことができますが、1回に1/2 個や2/3 個使うときは、お薬の成分が片寄ってしまうことがあるため使えません。
2種類の坐薬を使用するとき
坐薬を入れるタイミングによって、お薬の効果が変化することもあるため注意が必要です。
● アンヒバ坐剤とダイアップ坐剤の場合
けいれんを抑える効果が弱まらないように、まずダイアップ坐剤(けいれん予防のお薬)を入れ、30分以上間隔をあけてから、アンヒバ坐剤(熱を下げるお薬)を入れます。
● アンヒバ坐剤とナウゼリン坐剤の場合
吐き気止めの効果が弱まらないように、まずナウゼリン坐剤(吐き気止めのお薬)を入れ、30分以上間隔をあけてから、アンヒバ坐剤(熱を下げるお薬)を入れます。
~~~来週(part5)に続く~~~
【香川県新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策期】
◎手洗い・手指消毒、咳エチケット、こまめな換気等の感染症対策を徹底しましょう。
◎「大人数・長時間の飲食」、「マスクなしでの会話」等、感染リスクの高い行動は避けましょう。飲食店等は、感染対策の徹底されている店を少人数で利用しましょう。
◎混雑する場所への外出は控えましょう。
○感染性胃腸炎(ウイルス)の報告が続いています。
調理や食事の前、トイレの後には、こまめな手洗いをこころがけましょう。食品は十分に加熱し、調理器具は清潔に保ちましょう。
感染症発生状況51週(2022年12月19日~12月25日)へのリンク
香川県感染症週報・月報はこちら
▼当院での各種ウイルス・細菌検査について
当院では新型コロナウイルス、インフルエンザ、アデノ、RS、マイコプラズマ等各種ウイルスや細菌を高い精度での診断を可能にする高感度感染症迅速診断システム クイック チェイサー Immuno ReaderⅡを導入しています。
最新機器による高感度検査法で、早期発見・治療を行うことが期待できます。
ご不明点等ございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください♪
わき外科・内科クリニック 3F
病児保育室 わきあいあいキッズルーム仏生山
高松市仏生山町甲460-8