病児保育だより*わきあいあい*~解熱剤のつかいかた~
香川県の感染症発生状況(2023年7月17日~7月23日)
※県内小児科医院からの法廷届け出疾病
▼今週のわきあいあいキッズルーム仏生山のお預かりしたお子さんの症状(7月31日-8月4日)
○急性上気道炎
○アデノウイルス感染症
○発熱
○ヘルパンギーナ
○急性咽頭炎
○感染性胃腸炎
○RSウイルス感染症
○鼻風邪
▼今週利されたお子さんの各園で流行っている病気は、
○急性上気道炎
○RSウイルス感染症
○アデノウイルス感染症
○ヘルパンギーナ
○手足口病、、、でした。
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▼解熱剤の使い方
目安として38~38.5℃以上でつらそうにしていれば、解熱薬を使います。
高熱でも、元気があるときは、つかわなくてもかまいません。ぐっすり眠れているときは、起こしてまでつかう必要はありません。
一度つかったら、次につかうまで6~8時間以上はあけましょう。
■「寒い」と言って、ふるえています。
体が熱を上げようとしている状態です。
布団をかけたり、服を着こませたりして、あたためるようにしてください。熱が上がりきったらふるえはおさまりますので、そのあとは、熱が体から逃げやすいように少し薄着にさせてください。
■解熱剤は一時しのぎなのですか?
解熱剤は熱によるつらさを一時的に軽くするため薬であって、病気そのものを治す薬ではありません。「熱が下がった=病気が治った」というわけではありません。
■坐薬と飲み薬、どちらをつかえばよいですか?
どちらも効き目は同じです。
お子さんの状態にあわせて、飲み薬が飲めないようであれば坐薬を、坐薬を嫌がるようであれば飲み薬をつかうといいでしょう。ただし、飲み薬と坐薬を同時につかってはいけません。
■冷やしていいですか?
冷たいタオルや冷却ジェルシートをおでこに貼っても、熱が下がることはありません。嫌がるようであれば、無理に冷やさなくてもいいです。
~~来週に続く~~
○感染性胃腸炎(ウイルス)の報告が続いています。調理や食事の前、トイレの後には、こまめに手洗いをしましょう。
感染症発生状況29週(2023年7月17日~7月23日)へのリンク
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▼当院での各種ウイルス・細菌検査について
当院では新型コロナウイルス、インフルエンザ、アデノ、RS、マイコプラズマ等各種ウイルスや細菌を高い精度での診断を可能にする高感度感染症迅速診断システム クイック チェイサー Immuno ReaderⅡを導入しています。
最新機器による高感度検査法で、早期発見・治療を行うことが期待できます。
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